先日、和歌山遠征の最後の動画をUPさせて頂きましたが、皆さんご覧頂けたでしょうか?
まず初日のかつらぎPGは本当に不調でした。朝、到着後に36H練習しましたが上手く打てない。腰がイマイチ機能しない。そして動画撮影中もはじめ不安でどうしようかと思いましたが、途中からハンドファーストで打っていくライナーのカットボールが腰を動かすのに最適だと思い、その打ち方を増やしました。動画内で途中「遊びながら勝つ」という発言もその打ち方を増やしてスイングを調整するためです。同伴者には失礼な発言だったようですみません。おかげで少しづつ打てるようになっていきましたが、パターが入らない。頭の中と実際のスピード、ラインが合わない。だから不安でドキドキで手も動かなかった。これも最後の9Hでやっと打てるようになりましたが、110は切りたかったですね。只36H目のティショットが打てなかったのが、翌日の紀美野の前半にも影響しました。
2日目の紀美野、ここも朝36Hコースチェックしてから撮影しました。ここ(かつらぎも同じく)は動画の通りティショットをどこへ、どれだけ打つかを決めていかないとスコアはまとまりません。コース的に面白そうなので、いつも言うようにフェアウェイを良しとはしない。2を取る為にどこへ打っていくか? 普段の練習を信じてそこへ打てるか?の実践です。上手くいけば良し、ミスった時は無理せずに3、4をすぐに受け入れる。紀美野ではよく我慢が出来、110が切れました。やはり切り替えが大事ですね。只、ロングホールでワンオンできなかったことが残念でした。南、北コースどちらも90m越の昇りで必ず一部ラフを通っていくので、フルショット以外届かない。更に狭いのでコントロールが必要です。実際南コースは最後のラフで厳しいかもしれないですが、北コースは可能だと思います。早速、これが届く打ち方を最近練習してます。どうしてるかと言うと上級者のゴルファーがやっているように、インパクト時に上体を右に残したまま打ちます。下半身リードは絶対です。これが思ったより飛ぶ。多分10~20%は飛距離UPだと思います。今はまだ精度がイマイチですが、楽しい課題が出来ました。理解できない方はマネしないで下さい。危険です。
今回同伴の有馬さん、和歌山はイマイチでしたが、今は上体の動きをチェックされています。これはパターもショットも同じです。上体が我慢できないと距離も出ないし、コントロール安定しないので頑張ってください。今でもそこそこですが、これが治ると何処へ行っても良いスコアで廻れると思います。基本が出来ると伸びしろが増えます。
雄太君は今回は不満いっぱいだと思います。結果はイマイチでしたが私の評価は変わらないですね。只今回は清水さんが良かったので、リードされた時の攻め方が裏目に出て、どんどん罠にはまった感じですね。スイング的に敢えて言うならやはり強振した時の右肩の開きが早い。動画でチェックしてみて下さい。
清水さんは良くなりました。以前はパターも打てないことが多かったですが、打てるようになりました。2打目以降のタッチも良くなりました。今は彼もまたもっと飛ぶように練習しているようです。清水さんはスイングが良くなれば私より20%は飛ぶと思います。何が違うかと言うとサムネイルの写真とサムネの直後の写真の2枚を紀美野③が私、④が清水さんで比較して頂くとわかります。インパクト時の腰の位置が清水さんはアドレスとほぼ同じです。これを私のようにするともっと飛びます。でも現状で十分だと思いますよ。その状態でなぜ飛んでいるかと言うと、清水さんは上体が残っている点です。私が今取り組んでいることを彼は普通に出来ている。ちょっと羨ましい。これがわかる方が何人いるかな? 更に上を目指すならインパクト時の腰を直してみて下さい。格好、コントロール、飛距離、全てUPすると思います。
3人共基本を目指すから伸びしろがいっぱいあります。楽しみですね。自分がまだ若いと思う方は是非基本を学んでみて下さい。但し腰痛等のある方はそこに影響のないスイングを目指してください。
それにしても紀美野、かつらぎ共、奇麗で楽しいコースでした。課題がクリア出来たらまた行きます。
ありがとうございました。
では、また
吉良PG 加藤